ピーマン栽培はじまりました!!
研修開始から12月まで
2016-12-15
このページでは、研修事業等の様子をタイムリーにお伝えできればと思います。
更新をしていなかったので、今回は12月現在までをダイジェストでお送りいたします・・・
まず、志布志市農業公社の研修事業は7月からスタートします。
(品目は冬春ピーマン、今シーズン1年生が4名)
7月の初旬は雨の影響もあり、土づくりや病害虫についてなどの座学や梅雨の合間を縫ってトラクターや刈払機等の機械操作練習を行います。
機械操作にも慣れた7月下旬から8月中旬にかけて(というか、この時期までに機械操作のコツを掴んでもらいます)、土づくりのための堆肥散布やワラの投入、耕うん作業を行います。(この時期はものすごく暑く、熱中症に気をつけながら何とか乗り切りました)
8月下旬になると、セルトレイに種まきを行います。種をまいて5~6日するとかわいい芽が出てきます。さらに種まきから約10日後、セルトレイから5寸ポットへ移植します。
ここから約1ヶ月が育苗期間で、水やりや病害虫防除が始まります。また、育苗と並行して定植に向けてのハウスへのビニール展張などを進めます。
種まきから48日後の10月中旬(通常であれば35日前後の10月上旬・・・今年は台風襲来で大幅に作業が遅れました・・・)、いよいよハウス内に定植です。10月といってもハウス内は真夏さながらの気温、加えてしゃがみっぱなしの作業は研修生らの体力を確実に奪っていきます・・・研修生らは気合と根性で終わらせました。
定植が終わり安堵のため息をついた頃、今度はピーマンの枝を支えるための誘引糸を吊るす作業が始まります。基本的には1株から4本の枝を誘引するのですが、これもなかなか根気のいる作業です。
そして11月初旬、ようやく初収穫を迎えます。
ハサミで「パチンッ」
ピーマン農家への最初の1個、この大きな一歩を踏み出した瞬間、研修生からは自然と笑顔が・・・
12月現在、収穫作業が本格化し、伸びた枝の誘引、剪定、病害虫の防除にも気をつけながらと毎日忙しくしておりますが、同じ「志」を持った仲間同士励まし合いながら、農家になるための日々を楽しく過ごしているようです。